連休中、神奈川芸術劇場でやっていた「日常/オフレコ」へ行ってきました。
写真はモノの新しい価値を見出すべく、塗装から角、それこそ鍵盤に至るまでヤスリで削られたピアノですが、これを眺めながらふとパソコンのキャッシュという言葉が浮かんできました。
・・・パソコンにはキャッシュという機能があります。
webサイトを見た時に常に全てを読み込もうとすると時間もかかるので、一度見た部分は読み込まないようにする便利なものです。
これと同じような事は人にもあると思います。
それは、「久しぶりに◯◯へ遊びに行こうか。」といった会話で、「うーん、でも、◯◯ってパンケーキ屋さんばっかだよ」「大きなビル出来たけれど、中身は一緒」と、既に知っている事や経験した事が出てきてしまい、「どうせ行っても面白くない」となってしまう事。。。ありません?
はい。私もあります。(^^;)
既知情報や経験から作られた先入観は、判断を早める事ができる大切な事ですが、たまにリフレッシュしてあげないと、パソコンで余計な情報がたまりスピードが遅くなるのと同様に、行動力が落ちたり、面白い情報があっても気付かなくなってしまうかもしれません。
パソコンではキャッシュを削除するという言い方をしますが、何も記憶を消すという事でなく、常に新しい視点で物事を見る力は大切だと思います。
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