一昔まえは自宅で普通に作っていたマヨネーズはいつの間にか買うものになり、ドレッシングやオニギリなど自宅で作るものはどんどん少なくなってきています。
不便を知るから便利を理解し、不便を知るから人の手間を知る。
そうした事を楽しみながら学ぼうと、手作りマヨネーズと無農薬野菜を使って最高に美味いサンドイッチを作ろう!というイベントを開催しました。
無農薬だからこその虫食いの痕跡も残る野菜達。でもそれが普通なのだよなぁ。
何だか愛おしいw
千葉の緑区で農家になった「ゆーちゃんふぁーむ代表のゆーすけさん」。野菜だけでなく、人参の花や様々な野菜の種を持ってきて頂きました。
「食品分析センターの八田さん」も駆けつけてくれました。
料理だけでなく、食と社会のつながりを考えるお二方の話しを聞きながらの結構贅沢な時間が始まります。
全卵マヨネーズに挑戦。
あっという間にマヨネーズが出来上がります。。。簡単過ぎる〜!
塩の多い、濃い味付けに慣れてしまった方は物足りないと感じるかもしれないけれど、実に滑らかで豊かな味のマヨネーズです。あっ、使った卵はもちろんゆーちゃんふぁーむで取れたものです。
野菜切りやパンの耳切りなど基本的に皆さんと一緒に作るイベント。
当たり前だけれど、買ったものを食べるのとは全く違う体験があります。
持ってきてもらったジャガイモでポテトサラダやスクランブルエッグ。大根の皮のキンピラや春雨スープなどテーブルは盛り沢山!。
出会った頃は赤ちゃんだった双子の姉妹も今や立派な中学生!
そうして出来上がった料理でオリジナルサンドイッチを作ってパクパク。なんて贅沢なんだー。
出来上がったマヨネーズは瓶に入れて、オリジナルのラベルを貼り付けてお持ち帰り。ゆーすけさんからサプライズのプレゼントでもらった野菜と一緒に夜も楽しく食事してもらえると嬉しいな。
今回、伝えたかった事は、便利さの裏側にあるものです。
マヨネーズって作れるんだ!サンドイッチってこうやって作るんだ〜。
当たり前の様に買えるものをこうして手間をかけて作る全工程を人の顔を含めて知る事で、「思いやり」など理解できるようになる。
次回はどんなものを作ろうかな。