2月は、21日に「加工食品と身体の関係のお話」、28日は年長さん向け手作り味噌ワークショップ、そして3月には試食会と、りりぱっとでは食べ物に関する勉強会やワークショップを良くやっています。
「食べ物は大切」です!まぁその通りですが、食に関する知識はもっと深いと思います。
▲例えば、1日3食食べるというルールがある家で育った子どもは、大人になった時に3食が1食になったりしても、何とかもとの形に戻そうという事を考えます。
肉を食べ過ぎたら、翌日は野菜を食べようします。
ファストフードを小さい頃から食べて来たら、その味に慣れてしまうという事もありますが、大きくなっていくら加工品が悪いという情報があっても、じゃあやめようとはなりにくい。
「別に病気になる訳じゃないし、みんな食べてるじゃないか。」
▲ここで考えたいのは「食」の様々な「つながり」です。
私たちの生活は便利になりました。
調味料から、簡単な梅干しオニギリまでありとあらゆるものがお金を払えば手に入ります。
その一方で、本来かかる「手間」、本来使う食材、食材がどうやって生まれ、届けられるか、さらに、命のつながりさえ見えにくくなってしまう。
つながりが見えなくなると、「お金を払っているんだから」ご馳走様なんて言わなくていいという話しなったり、誰がどういう過程で作ったのか分からなくなるから、食べる事や食べ物に対して無関心になっていきます。
しかし、親御さんがきちんと作ったご飯を家族で食べるなら、どういうところを工夫した、どんな調味料を使った、お互いの健康の事など、食をキッカケに話しはどんどん膨らんでいくものです。
さらに、きちんと美味しいものが食べたいとなるなら、身体の事や生産者の事はもちろん、環境の事、経済の事、流通の事、様々な事を考えられるか、そのキッカケが沢山生まれるかもしれない。
▲食べる事を理解する事はとても大切です。
しかも、一度学ぶだけでなく何度も聞く事で、どんどん腹にストンと入っていき、自分の言葉に変わり、生活につながっていきます。
だから、良い事は何度もなんども繰り返し伝えるべきだし、それを情報として終わりにしない為にも何度も聞いてもらいたい。
あっ、卒園された方でワークショップ参加されたい方は遠慮なくご連絡下さいね。